どうもこんにちは、羽アリは「羽アリ」って種類だと思ってたややこです。
今回は女王アリについて書いていきたいと思います。
そもそも、アリについて知っているようで知らないことって沢山あるのです。
一番見かける昆虫なのに知らないことだらけ、気になった方はのぞいてね!
女王アリって何?
そもそも女王アリって知ってますか?
私たちが見かけるアリの産みの親こそが女王アリなのです。
カブトムシなどの昆虫の多くが、オスとメスが交尾をして子孫を残し反映していきます。
しかし、アリは選ばれた女王アリのみが繁殖を行い、私たちが見かける普通のアリは「働きアリ」として、働くために生まれてくるのです。
働きアリは、働きます。 サボる子もいますが、働くために生まれたので、基本的に卵を生むことはありません。
その代わりに”女王アリ”が卵を産みます。
役割が別れている昆虫なのです。
つまり、アリは1匹でいきているわけではなく、同じ巣の仲間たちと協力していきています。
小さな社会、見ていてワクワクしますよ!
アリの種類は日本だけで300種類近く、世界となると1万種を超えます。
たくさんの種類がいて、どこにでもいるアリ。
どのように繁殖しているか知ってますか??
働きアリは卵を産まないのに世界中に分布を広げているアリ。
役割を分けたからこそ、ここまで繁殖したのでしょう。
アリって羽生えてるの知ってた?
みなさんがよく目にするアリは黒くて羽がないアリだと思います。
しかし、羽が生えていて空を飛ぶことができるアリがいるのをご存知でしょうか??
しかも、アリの種類にかかわらず、多くの種類のアリが飛ぶことができます。
飛ぶことのできるアリは限られていて、大きく分けて2種の羽アリがいます。
女王アリとオスアリです。
夏の蒸し暑い夜。たくさんのアリが電気に集まってしまったことはありませんか?
(ある人は田舎暮らしだな!!)(僕もある)
あれは、パートナーを見つけるために飛んでいるオスアリと女王アリなのです。
実は新女王アリは、最初は羽が生えていて、空を飛べるのです。
そして、運命の日、晴れていて湿度が高く、風の弱い日に空へと旅たちます。
空には別の巣から飛び出したオスのアリや、別の新女王アリがいて空中で交尾をします。
私たちが見かける羽アリは交尾のために出てきた貴重な瞬間だったのです。
空中で交尾を行い、もといた巣と離れたところで繁殖をする。こうして分布を広げるのです。
賢いですね。
アリって土の中で生活しているイメージが強いですが、空も飛べてしまうとは・・・・すごいです。
女王アリは交尾したら羽を落とす!?
もし、自分の背中に羽が生えていたら・・・
もし、空を飛ぶことができたら・・・
あなたは自らの手で、羽を落としますか??
僕だったら、落としません。空を飛ぶためについているのに落としてしまうなんて勿体無い。
しかし、女王アリは”羽を落とす”選択をするのです。
女王アリの交尾のタイミングは人生・・・いや蟻生の中で1度きり。
結婚飛行で複数のオスアリと交尾を行なったら、それ以降は交尾を行うことはありません。
女王アリは空中で交尾(結婚飛行)を終えたあとは、地面に降りて羽を落とします。
土の中にもぐるのに羽が付いていると邪魔になってしまうからです。
後ろの足を器用に使って、羽を動かし綺麗に落とすのです。羽を落とすのが下手くそなアリさんもいて、1枚だけ残ってたり、全部ついたままのアリもいます。
不思議ですね。多くの昆虫たちが、羽を羽ばたかせて空を飛ぶ中、自分で羽を落とし、土の中で生きることを選んだアリ。
しかも、その後は交尾をしないでも卵を生み続けることができるのです。
女王アリには「受精嚢」という機関があり、交尾した時に受け取ったオスアリの精子を保存できるようになっています。
そして、女王アリの寿命は長く10年以上生きることができるのです。
不思議が不思議を呼んでこんがらがってませんか??
本当に不思議な生物で、興味が湧きませんか?
こんがらがっているあなたへ!(ここだけでも見て)
下の図をご覧ください!
まとめるとこんな感じで!!!
図にするとこんな感じ!!!!
女王アリを捕獲するときは羽がない女王アリを捕獲すると交尾済みの可能性が高いのでオススメです!
(図解疲れたので寝るンゴ)
おやすみなさ〜い。
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